2025 年 32 巻 5 号 p. 34-43
人工知能(AI)とチャットボット技術が急速に発展してきたため、個人のライフスタイルやエクササイズのルーティン開発など、公衆衛生への有望な応用が期待されている。本稿は、個別化されたエクササイズプログラムの作成における、AIに基づくチャットボットプラットフォームの有効性を検証する。チャットボットは、インターネットにアクセス可能なユーザーであれば自由に利用でき、パーソナルトレーナーよりも費用対効果が高い可能性がある。本レビューでは、フィットネスに関するアドバイスを提供したり、アスリートのコーチングの補助をしたり、日常的なエクササイズルーティンを作成したりするために、AIが使用されている様々な事例を取り上げる。ここに取り上げた研究の結果は、ストレングストレーニングやコンディショニングのアプリケーションにAIを用いることは、個人的および専門的な用途においても、明るい見通しがあることを示している。日常的に運動する一般人にとっても、またアスリートにとっても同様に、パーソナルトレーナーの代わりとなる可能性がある。それにもかかわらず、AIをさらに最適化できる分野を明確にするために、医師やパーソナルトレーナー、栄養士とAIを併用する、より広範な研究を行なうことが必要である。AIが生成したルーティンの有効性をさらに研究することにより、日常的なユーザーにとって、チャットボットを介したエクササイズの可能性がさらに確認される可能性がある。本稿の簡潔なレビューの目的は、体力や運動能力、そして全般的な心身の健康に重点を置いて、AIが生成した個別化されたフィットネスプログラムの有効性を評価することである。