神戸国際大学国際日本文化研究センター
2012 年 53 巻 12 号 p. 1032-1037
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化粧は,身体に直接施すものであるため,その使用が各種のアレルギーなどを誘発する可能性がある.歴史的に,消費者は化粧の使用により鉛中毒や黒皮症に冒されたりしてきた.その時々で,企業の経済活動が優先され,また情報提供や注意喚起の稚拙さの問題が生じた.企業は,どのように消費者や社会と関わり,経済活動をおこなうべきなのか.また,消費者は企業の提供する製品や情報を,どのように受け止めていくべきか.本研究では,化粧品による鉛中毒と黒皮症の事例を取り上げ考察した.
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