雪氷
Online ISSN : 1883-6267
Print ISSN : 0373-1006
航空レーザ測量を用いた最近の雪崩危険度評価技術
小林 容子本間 信一松田 宏
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キーワード: 雪崩, 危険度評価, ALS, DEM
ジャーナル オープンアクセス

2014 年 76 巻 6 号 p. 441-450

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抄録
雪崩危険度評価手法には定まった手法はなく,雪崩対策を進めるにあたり筆者らは国や地方自治体等の事業主体が独自に設定した評価手法により多くの斜面の危険度を評価してきた.これまでは斜面の傾斜や植生,積雪深,方位,見通し角などを定性的に扱い,道路や集落での危険性を評価することが多く,2004年に刊行された「2005除雪・防雪ハンドブック(防雪編)」には各機関のいくつかの例が示されている.筆者らが上記ハンドブックにより斜面の危険度を評価する際には,植生は写真判読によって疎密を判定することが多いため,判読者の個人差が現れ,雪崩危険度にも個人差が反映されることが多々あった.また,地形図の精度もまちまちであり,場合によっては,必ずしも正確な地形を再現していないものも見られ,任意の斜面における危険度の推定精度が落ちることもあった. 近年,ALS(航空機搭載型レーザスキャナ)の普及に伴い地表面や積雪面の標高データや樹高を高精度で計測して,さまざまなデータを,個人差による判断を排除し,合理的に解析していく事例が増えてきた.本報告では,ALS の計測データを雪崩の解析に応用する手法を紹介する.
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© 2014 公益社団法人 日本雪氷学会
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