日本顎口腔機能学会雑誌
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学術大会抄録
高齢者における視覚と味覚の感覚間協応とそれが食品選択に与える影響
金井 亮太山口 浩平吉見 佳那子中川 量晴戸原 玄
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2024 年 31 巻 1 号 p. 28-29

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抄録

Ⅰ.目的

 感覚間協応は,五感において一見無関係な感覚どうしの情報間に自然な結びつきを感じる現象である.感覚間協応に関しては,先行研究にて健常成人で認められることが明らかとなっている1).一方で,高齢者を対象としたものは少ない.そして感覚間協応が実際の食行動に与える影響は明らかでない.従って今回我々は,視覚・味覚感覚間協応が高齢者においても成立するか,また,成立した場合,食行動に与える影響を明らかにするため調査した.

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© 2024 日本顎口腔機能学会
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