2026 年 32 巻 1 号 p. 103-104
Ⅰ.目的
麺は食塊が咽頭へ早期流入すると考えられているため,施設や病院で摂食嚥下機能障害患者に対して提供されることは少ない.一方で,麺なら食べることができる,麺を食べたいという患者が存在している.うどんは米飯に比べ咀嚼回数が少なく,ステージⅡトランスポートが下咽頭で生じる1)と報告されているが,麺の形態と摂食嚥下機能および食物動態に関しては不明な点が多い.本研究では,「すする」などの食べ方を除いた,麺の形態と摂食嚥下機能および食物動態との関連を解析することで,摂食嚥下機能障害患者でも安全に食べられる麺の形態を考察していく.