日本顎口腔機能学会雑誌
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第72回 学術大会抄録
オーラルリハビリテーションのプラグラム内容が中枢神経系に及ぼす影響
石井 優貴飯田 崇岩田 好弘山川 雄一郎小見山 道
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2026 年 32 巻 1 号 p. 64-65

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抄録

Ⅰ.目的

 高齢者における口腔機能低下の早期予防や,低下した口腔機能の回復は,フレイルや認知障害の予防,あるいはQOL向上においても重要である.これまでに口腔機能の回復を目的として多くのオーラルリハビリテーションが提唱されているが,高齢者の状態に合わせたオーダーメイドのプログラムを具備したオーラルリハビリテーションが将来的に必要と考えられる.オーダーメイドのプログラムを構築するにあたり,侵襲性が低く,リハビリテーション内容の定量化が可能なバイトデバイスの検討を進め,新規に開発したバイトデバイスのオーラルリハビリテーションへ用いることの有用性を示唆した1)

 一方,これまでに口腔機能と中枢の関係に関する検討よりオーラルリハビリテーションの効果は末梢と比較して中枢へ早期に発現することが示唆されている2).したがって,新規に開発したバイトデバイスを用いたオーラルリハビリテーションのプログラムを客観的に評価するために中枢の検討を行うことは有用と考えられる.

 そこで本実験は経頭蓋磁気刺激法(TMS)を用い運動誘発電位(MEP)を測定し,新規に開発したバイトデバイスを用いたプログラム内容が下顎運動に関与する運動野に生じる神経可塑性変化へ及ぼす影響について検討した.

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