空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集
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平成30年度大会(名古屋)学術講演論文集 第8巻 性能検証・実態調査 編
セッションID: B-5
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不連続振動データを用いたポンプ異常診断技術の開発 (第2報)軸受損傷の兆候と振動発電センサによる検知
*柴田 克彦清水 昭浩陶 昇
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抄録

我々は、ライフラインのコア設備としてポンプを対象として、ポンプの早期異常検知と健全性確保に向けたモニタリングシステムの技術開発をしている。本報では、実稼動していたポンプの軸受の損傷を模擬的に発生させた結果を示す。軸受の損傷では、従来の監視項目である電流値、温度、振動加速度、振動角速度に増加傾向が見られた。さらに、現在開発している振動発電デバイスを用いた鹿威しセンサの無線送信間隔にも顕著な差異が出ることを検証した。

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© 2018 公益社団法人 空気調和・衛生工学会
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