空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集
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令和5年度大会(福井)学術講演論文集 第6巻 温熱環境評価 編
セッションID: F-6
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地域の気候風土を活かす「住みこなし」の想像温度による診断 (その6)福山における想像温度と実際温度の個人差と気象影響
*伊澤 康一斉藤 雅也辻原 万規彦
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抄録

地域の気候風土のポテンシャルを活かす環境調整行動を引き出すには、自ら過ごす熱環境に対する想像力を備えている必要があると考えられる。本研究では、福山の夏季を対象にして想像温度への個人差による影響と気象による影響を調べた。その結果、想像温度と環境調整行動の手法には関連がみられた。また、想像温度は、屋外と室内の双方の熱環境から影響を受けて形成されることが確認できた。

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© 2023 公益社団法人 空気調和・衛生工学会
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