抄録
造船塗装および鋼構造物の塗装において, 現在一般的に用いられているエアレス塗装について, 塩化ゴム塗料とタールエポキシ塗料の滴正霧化圧力を把握することを試みた。
塗料の適正霧化圧力とは, 塗料を良好に霧化させるに十分な圧力で, かつ, 過剰な圧力ではないものといえる。
塗料の霧化状態を評価するには, (1) ノズル先端での塗料の噴出状態, (2) 塗装面の外観 (3) 噴霧粒子の粒径分布を観察することが有効で, この観察方法により塗料の適正霧化圧力を把握することができた。また, 適正霧化圧力は塗料の物性によって大きく影響され, それらをおおまかに関連づけることができた。