北里大学東洋医学総合研究所
2014 年 31 巻 3 号 p. 298-305
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漢方薬の処方決定は,本来,漢方医学的診断によって「証(しょう)」が決まり,証に随って行われる.そのため,西洋医学の診断名における疾患を対象に漢方薬を選択することは,本来の漢方治療とは言えない.漢方医学においてもエビデンスが必要とされ,漢方薬を病名投与した臨床研究が増加している.眼科疾患に対して漢方治療を実践するための試み,および眼科検査の活用の可能性について紹介し,漢方治療が眼科領域に定着することを願う.
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