1982 年 23 巻 2 号 p. 176-183_1
陰イオン交換樹脂 Amberlite CG-400に吸着されたクロピドール, カプリロヒドロキサム酸, スルファキノキサリン (その他のサルファ剤) 及びナイカルバジンをフラクションIとし, イオン交換樹脂に吸着されなかったものは, フロリジルカラムで分画した. エーテルで溶出されるジニトルミド及びエトパベートをフラクションII, 1%塩化カルシウム・メタノール溶液で溶出したデコキネート及びロベニディンをフラクションIII, 更に, 塩化カリウム・メタノール溶液で溶出したアンプロリウムをフラクションIVとした. フラクションI~IIIは, それぞれガスクロマトグラフィー, フラクションIVは螢光光度法で分析した.