抄録
生後4週齢のWister系ラットに標準タンパク質食(18%タンパク質)、高タンパク質食(91%タンパ
ク質)そして無タンパク質食(0%タンパク質)を与えて1週間飼育し、ASTの酵素誘導を調べた。そ
の結果、高タンパク質食では標準タンパク質食に比べてAST活性は1.9倍誘導された。無タンパク質食
と比較すると5.6倍誘導された。飼育ラットの肝臓の細胞質画分のSDS-PAGE分析でタンパク質パター
ンを分析するとASTに相当する分子量44,000のタンパク質が高タンパク質食ラットで誘導されること
がわかった。抗AST抗体を用いてWestern Blotを行うと、SDS-PAGEで認められた分子量44,000の
タンパク質がASTであることが明らかになった。