日本シルク学会誌
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論文
ファイン・ハイブリッドシルク “シルファン” の開発
高林 千幸伊坪 友子宮﨑 栄子
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1992 年 1 巻 p. 4-10

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抄録
 既に開発したハイブリッドシルク(シルランⓇ、20d)はパンストとして商品化され、肌触り、光沢、及び吸湿・保温性等の面で高い評価が得られている。しかし、ナイロンパンストに比較して厚手で透明感がないなどの評価があり、薄手のパンストの開発が望まれてきた。そこで、あけぼの繭を粒選した後の小粒繭を有効に利用し、従来のハイブリッドシルク “シルランⓇ” よりも更に細い17dのハイブリッドシルク “シルファン(仮称)” を開発し、その品質評価を行うとともに、これを素材としたパンストの性能評価を行った。その結果、シルファンはシルランに比べ品質が向上し、それによるパンストは特に薄さや透明感、通気性、肌触りの面で高い評価が得られた。
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© 1992 日本シルク学会
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