理科教育学研究
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原著論文
観察記録との関連付けを図った「月の満ち欠け」モデル実験用教材の開発と評価
栗原 淳一岡崎 彰二宮 一浩
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2012 年 53 巻 2 号 p. 251-261

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抄録

本研究では,月の満ち欠けが太陽離角だけで決まることに着目し,中学校第3学年の「月の満ち欠け」の学習における月の観察とモデル実験の関連付けを図るモデル実験用教材を開発した。また,開発したモデル実験用教材を活用して学習内容の理解を図る学習プログラムを開発し,実践を通して教材の有効性を検討することを目的とした。学習前後における「月の満ち欠けの理解」と「観察とモデル実験の関連付け」に関する質問紙調査の結果から,以下の結果を得た。1)本モデル実験用教材と学習プログラムは,「月の満ち欠け」の学習内容の理解やその定着を図る上で有効であることが示された。2)授業後及び授業2ヶ月後に,モデル実験の満ち欠けと実際の月の満ち欠けが同じであるととらえた生徒の割合が多く,本モデル実験用教材と学習プログラムは,観察記録とモデル実験結果の関連付けを図る上で有効であることが示された。

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© 2012 日本理科教育学会
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