Skin Cancer
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一般演題
抗PD-1抗体投与後に新規病変出現するも継続投与で長期生存が得られた悪性黒色腫の5例
鎌田 啓文三浦 慎平大西 正純天野 博雄
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2024 年 39 巻 3 号 p. 270-277

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抄録

BRAFV600E変異陰性の悪性黒色腫に対する主な治療手段は,免疫チェックポイント阻害剤である。しかし,投与継続中にprogressive disease(PD)判定となった場合,代替となる治療法に乏しいのが現状である。PD後も治療を中断することなく継続投与することをtreatmet byond progression(TBP)と呼び,全生存期間(over survival:OS)の延長に寄与する可能性が示唆され,悪性黒色腫以外にも胃癌や肺癌など様々な癌種で試みられた報告がある。今回,PD後も免疫チェックポイント阻害薬を継続投与し,長期生存(19〜66ヵ月)が得られた5例を経験した。いずれもperformance status(PS)は0で,経過中にLDH(lactate dehydrogenase,乳酸脱水素酵素)の上昇はなかった。今後は,TBPが有効を示す患者の特徴を明らかにしていくことが,医療経済の観点からも重要と考えられる。

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© 2024 日本皮膚悪性腫瘍学会
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