Skin Cancer
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巨大な腫瘤を呈し, 急速な経過をたどったエクリン汗孔癌の1例
高井 利浩神吉 晴久村田 洋三熊野 公子
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2006 年 21 巻 3 号 p. 340-344

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抄録
51歳, 男性。若年時より前頭部に黒色腫瘤が存在したが, 急激に増大したため受診。径15cm大と巨大な半球状腫瘍を呈した。エクリン汗孔癌と診断, 骨を含めた切除を行い, 術後に出現した頸部リンパ節転移に対し郭清術を施行。放射線療法を追加したが皮膚, リンパ節転移が新生, 拡大し, 化学療法も併用した。5-FU, シスプラチン併用療法で腫瘍の増大, 進展は一時抑制されたが, 薬剤変更後に再度急速となり, 全身状態悪化。初診から11ヵ月の経過で永眠された。エクリン汗孔癌の予後, 治療法につき考察した。
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© 日本皮膚悪性腫瘍学会
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