皮膚の科学
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指定講演
アトピー性皮膚炎の治療における早期介入について
—サイトカイン・皮膚炎症から見た早期介入について—
中村 晃一郎
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ジャーナル 認証あり

2008 年 7 巻 Suppl.10 号 p. A67-A69

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抄録
アトピー性皮膚炎の早期介入には発症予防と再燃予防がある。その悪化因子にはストレス,環境因子,接触抗原,食物抗原などのさまざまな関与があるが,薬物療法(外用療法,抗ヒスタミン内服),スキンケア,生活指導,心身的治療を組み合わせながら長期的な寛解維持を誘導することが再燃予防につながると考えられる。家族を含めた患者教育という要素も重要である。
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© 2008 日本皮膚科学会大阪地方会・日本皮膚科学会京滋地方会
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