東京大学大学院情報学環・情報理工学系研究科
2005 年 29 巻 1 号 p. 20-25
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ロボット模倣機能は,究極の作業教示法として,また,人間の認知の理解への構成論的アプローチとして重要性を増している.しかし,従来の構成法は,個別のタスク,状況に限定され,本当に模倣が必要となる新奇なタスクや状況に適用できない.模倣の創発・発達的構成論に向けて,認知心理学等の知見をもとに機能構成図を提案し,その諸要素とロボット研究との対応付けを解説する.また,それらの土台をなす身体性に基づく行動創発と模倣の発生についても研究動向を紹介する.
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