バイオメカニズム学会誌
Print ISSN : 0285-0885
研究
肢体不自由者のための水泳用補助具の開発(片上腕切断の場合の最適設計と被験者実験)
米山 啓子, 中島 求
著者情報
ジャーナル フリー

2006 年 30 巻 4 号 p. 216-224

詳細
抄録
水泳は身体機能の低下を防ぐと同時に,重力が相殺されるため,肢体不自由者にとって取り組みやすいスポーツである.しかし,肢体の不自由によりフォームやバランスが悪化することが考えられる.そこで本研究では,泳法として最も一般的なクロール,そして推進への影響が大きいと考えられる片上肢切断に着目して,まずシミュレーションにより片上肢切断がクロール泳に与える影響の解析を行った.そして最も影響が大きかった片上腕切断を対象として,その影響を軽減する補助具を最適化手法を用いて設計した.さらに最適設計結果に基づいて補助具を製作し,被験者実験により補助具の有効性を確認した.
著者関連情報
© 2006 バイオメカニズム学会
前の記事 次の記事
feedback
Top