抄録
不特定多数のランナーに着用されるランニングシューズを設計する際には,ランナーの足部形状はもとより,ランニング中に見られるランナーの特徴も考慮した設計が必要となる.そのためには,人間の特性の十分な把握に加え,その特性を考慮した手法を用いて,シューズを評価する必要がある.本稿では,まずランニング中のランナーの特徴を分類する例としてプロネーションタイプ別の分類法について紹介し,次に人体応答を考慮したシューズの評価方法について述べる.最後に,ランナータイプ別シューズの実設計例,ランナータイプに関わらない実設計例についても解説する.