バイオメカニズム学会誌
Print ISSN : 0285-0885
研究
触覚刺激による仮現運動を用いた方向案内に関する基礎検討
浅野 裕俊武藤 拓路野口 啓太水野 統太井出 英人
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2010 年 34 巻 3 号 p. 223-239

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抄録

本研究は障害者のためのナビゲーションの開発を目的とする.我々は聴覚の代行として触覚を用いた.実験ではモータを使用して両耳に仮現運動を生起させて被験者に方向情報を伝達した.その結果,被験者は6 種類の方向を認知できることがわかった.また,6 つの方向と被験者の主観的な感覚との関係を検討した結果,個人が感じる方向に一貫性があることがわかった.

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© 2010 バイオメカニズム学会
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