抄録
情報技術を活用して健康関連データを集め,そこから健康維持・増進に関する知識を得る構想が実現されつつある.そ
の構想で得られた知識を活用し,生活者自身に健康への取り組みを始めさせる,続けさせることが重要になっている.本稿では,筆者らが開発した体形シミュレーションと体形を第三者がみたときの印象を得点化する印象シミュレーションをベースに,フィットネスクラブの顧客に個人の体形,および,将来のあり得る体形を見せることで健康維持に関する取り組みを開始,かつ,持続させるサービスの研究開発事例を紹介する.また,このような健康情報サービスを通じて,どのようなデータを蓄積し,活用していくべきかについて述べる.