バイオメカニズム学会誌
Print ISSN : 0285-0885
解説
大規模歩行映像データベースの構築に向けて
槇原 靖大倉 史生満上 育久丹羽 真隆村松 大吾八木 康史
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2016 年 40 巻 3 号 p. 167-172

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抄録
歩行映像解析は,歩き方の個性に基づく個人認証による科学捜査への応用など,様々な利用が期待される技術であり, その基盤として,大量の歩行映像データを収集することが重要となる.一般的に歩行映像データベースは,募集した被験者の 歩行映像を,収集者が撮影することで構築される.この場合,被験者募集の手間や収集者の作業量が大きいことから,データ ベースの大規模化が困難であった.そこで我々は,大規模歩行データベース構築に向けて,体験型の自動歩行計測・データ撮 影システムを開発した.開発したシステムは,歩行映像解析の体験型デモを楽しむ傍らで,研究目的データ利用に関する同意 を参加者から電子的に取りつつ,15度刻みの14方向からの歩行データを撮影することができ,1年弱の展示期間で数万人規 模のデータが収集可能であると予測される.
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© 2016 バイオメカニズム学会
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