バイオメカニズム学会誌
Print ISSN : 0285-0885
解説
パラアイスホッケーのシートデザインと適合
中村 喜彦
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2018 年 42 巻 3 号 p. 165-170

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抄録
パラアイスホッケーは,スレッジとよばれる専用のそりに乗って行う障害者スポーツである.選手が座るシートは,生体-器具インターフェースとして選手自身の運動をスレッジに伝える重要な役割がある.しかし,選手の機能障害は様々であり残存能力も異なるため,シートが選手の身体形状に近似しているというだけでなく,パラアイスホッケーという競技特性と本人の障害特性に応じたものでなければならない.しかし,これらに関する研究は少なく,選手の主観的評価と製作者の経験により製作しているのが現状である.そこで今回,機能障害の種類として脊髄損傷と下肢切断に注目し,現状のシート製作方法の紹介を交えながら,それぞれの障害特性を考慮したシートデザインと適合について解説する.
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© 2018 バイオメカニズム学会
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