バイオメカニズム学会誌
Print ISSN : 0285-0885
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子どもの発達と生活環境の遊具化
西田 佳史北村 光司
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2022 年 46 巻 2 号 p. 57-62

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抄録
要旨:事故データを用いることで,事故要因の分析のみならず,その背景にある子どもの日常的環境や日常行動の実態理解が可能となる.また,近年,在宅環境でも姿勢データを取得可能な行動認識技術が利用可能になってきてり,それを前提としたビヘービア・ベースドなアプローチが可能になりつつある.本論文では,遊具を広義に捉え,日常生活の事故データや日常行動計測技術を用いることで,子どもの発達に伴って,遊具の使い方がどう変化するかの理解という視点だけでなく,遊具以外の日用品も遊具化(遊具のように遊ぶ)していくことの理解の可能性や,日用品を遊具へと写像することによる行動モデリングや,日用品の遊具化プロセスを活用した発達診断といったビヘービア・ベースド・アプローチの試みを紹介する.
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© 2022 バイオメカニズム学会
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