バイオメカニズム学会誌
Print ISSN : 0285-0885
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ニューロフィードバックによるスポーツパフォーマンスの向上
辻 良史
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2023 年 47 巻 4 号 p. 212-

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抄録
ニューロフィードバックとは,心拍や発汗,呼吸,筋電図などの生体信号をモニタ上に映し出し,その情報をクライエン トにフィードバックさせることで,セルフコントロールを促すバイオフィードバックに対し,脳波や脳血流など,脳に特化した フィードバックトレーニングのことを指す.その始まりは,1950 年代まで遡り,Kamiya によるアルファ波成分の増加が,リラクセーションを促す知見や,Sterman により発見されたベータ波の低周波数成分に該当する SMR 波(感覚運動リズム)の増加が,ADHD(注意欠陥多動性障害)の症状改善につながることが示唆され,その後,アスリートへの注意・集中,イメージ能力の向上効果からパフォーマンスの向上に結び付くことが,いくつかの研究により明らかとなった.本稿では,ニューロフィードバックの歴史や種類,そしてスポーツ分野への応用について紹介する.
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© 2023 バイオメカニズム学会
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