バイオメカニズム学会誌
Print ISSN : 0285-0885
解説
産後の骨盤底機能障害とその評価
吉田 美香子
著者情報
ジャーナル フリー

2024 年 48 巻 4 号 p. 169-174

詳細
抄録
妊娠や経腟分娩により骨盤底筋の形態的な損傷や弛緩,収縮機能の低下といったことが起きる.近年は高齢出産や無痛分娩が増加しており,骨盤底筋の機能低下を有する産後女性が増えることが予想される.骨盤底筋の形態,収縮機能の評価ができる機器や手法が開発されてきていることから,妊娠・分娩の骨盤底筋機能への影響に関するより深い理解や,機能回復を目的とした効果的なリハビリテーションができるようになる可能性がある.そこで本論文では,骨盤底筋機能の本来の役割や妊娠・出産の影響を概説した後,骨盤底筋機能の評価法と骨盤底筋リハビリテーションについて紹介する.
著者関連情報
© 2024 バイオメカニズム学会
前の記事 次の記事
feedback
Top