バイオメカニズム学会誌
Print ISSN : 0285-0885
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こころの距離可視化による人間関係最適化に関わる研究
岡田 志麻
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2025 年 49 巻 2 号 p. 100-106

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抄録
人生100年時代において,幸福と健康の最大の要因が「良好な人間関係」であると報告されている.良好な人間関係はメンタルストレスの軽減や生産性向上にも寄与することが知られている.現在日本では人間関係の場がフィジカル空間からサイバー空間まで広がりつつあり,この急激な変化が人間関係を複雑化させている.このため,自分や他者の「こころの状態」を可視化し,その関係性を最適化する技術が求められている.本稿では,オンラインコミュニケーションにおけるこころの機微の変化を計測する手法について紹介し,続けて,自然環境下における自律神経の同期に着目した「こころの距離」の可視化技術,その社会実装例について紹介する.
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© 2025 バイオメカニズム学会
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