バイオメカニズム学会誌
Print ISSN : 0285-0885
解説
Well-being を目指した「人とロボットの関わり方」の可能性
今岡 紀章
著者情報
ジャーナル フリー

2025 年 49 巻 2 号 p. 114-119

詳細
抄録
ロボットはこれまで自動化技術により経済成長を推し進める存在として活躍してきた.このような自動化技術は,今後 も発展していくことが予想される一方で,人の主観的なWell-being を目指した活用も検討され始めている.例えば,会話が 出来るロボットやペットのようなロボットなどの活用事例がある.モノをスイッチで操作するのとは異なり,ロボットとのや り取りはコミュニケーションとして扱われることが出来る.その現象を活用することで,モノを直感的に操作できるインター フェースの役割だけではなく,ロボットとコミュニケーションを行えること自体に心理的な価値を得られることや,ロボット を介して他者とのコミュニケーションを支援出来ることなど,Well-being 貢献に関しても検討されてきている.本稿では,こ のようなコミュニケーションを通してWell-being に貢献するロボットと人との関わり方の可能性について,関連する研究の 概要と成果の一部を解説する.
著者関連情報
前の記事 次の記事
feedback
Top