東京大学経済学部
1996 年 29 巻 3 号 p. 57-68
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見通し指数を新たに開発することによって,職務満足も退出願望もこれによってほぼ説明が可能であることを約2,600人分の調査データから明らかにする.この見通し指数は協調行動の進化モデルで用いられる未来係数の一種とも考えられ,よりパーソナリティーに近い未来傾斜指数によっても同様のことが約23万人分の調査データによって示される.こうした試みによって,企業内の従業員の職務満足も,企業外の顧客満足も,組織均衡の観点から連続性を持って統一的に説明できる可能性が開かれる.
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