京都大学経済学部
1998 年 32 巻 1 号 p. 66-75
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現今,NPOやNGOなどで語られる組織,いわゆる自発的な意図関心で経営されるボランタリーな組織について,まだ組織論として十分な考察が及んでいない.その組織を組織として捉える要件を明らかにし,議論の分析の枠組みを整理することが本論の狙いである.実際問題として,いくつかの前提を考えないまま,組織としてしまえば,その議論の中身はあまりにも希薄なものになるであろう.
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