明治学院大学経済学部
2007 年 41 巻 1 号 p. 4-14
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本稿では,情報化の影響を情報変換プロセスでのボトルネック移動としてとらえ,このプロセスのパフォーマンスを決定するモデルと仮説を導出し,1990年代の日本の中古車流通システムの事例に当てはめて考察した.この業界では,コミュニケーション・インターフェースにおける記号化と復号化に関して特定の役割を果たす取引仲介型の新たな事業者が誕生し,その結果,市場における取引が広域化し活発化していったことが確認された.
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