一橋大学大学院国際企業戦略研究科
2009 年 42 巻 3 号 p. 31-47
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日本企業の実務家にとって有用な戦略論を提供するために,経営学者はどのような構えをとるべきか.因果論理のシンセシスとしての戦略は,本来は「長い話」であった.しかし,近年の戦略論は「短い話」に終始しがちである.戦略論を本来の姿である「長い話」へと押し戻していくことこそに,実務家でもコンサルタントでもない経営学者の役割がある.そのひとつの試みとして,「ストーリーの戦略論」という視点を提示する.
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