東北大学大学院経済学研究科
2020 年 53 巻 4 号 p. 64-78
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組織の正統性の修復戦略に関する既存研究は,経営者が発する言語メッセージの内容に焦点を当ててきたが,本稿では経営者の「表情」という非言語的要素が戦略の帰結に大きな影響を及ぼすことを指摘する.同じ危機に直面して正統性の修復戦略を実行し,その成否が分かれた2つの企業(マクドナルドとファミリーマート)の事例を取りあげ,経営者の言語と表情を比較分析することにより,本稿の主張を裏付ける.
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