組織科学
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時間展望とクリエイティビティ:細かい時間単位の行動データを用いたハイブリッド・ワークの分析
稲水 伸行牧島 満島田 祐一朗
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2022 年 56 巻 1 号 p. 17-32

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抄録

 ハイブリッド・ワークではどの場所にどのように時間を配分すべきかが問われる.本研究では,ある企業から取得したオフィス内の位置情報とオンラインチャットのデータ,質問紙調査のデータを分析した.その結果,オフィス内利用場所の多様性が中程度であるとクリエイティビティが高いことが明らかとなった.このことは,場所と時間の配分に関する制約がなくなる中,主体的にそれらの配分を選択できていることの重要性を示唆するものであった.

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© 2022 組織学会/著者
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