小樽商科大学大学院商学研究科アントレプレナーシップ専攻
関西学院大学イノベーションシステム研究センター
2023 年 56 巻 3 号 p. 4-17
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2000年代以降,組織ルーチン研究においてはFeldman & Pentland(2003)をはじめとする,組織活動のダイナミクスを行為や実践の局面に収斂させる方法が主流になっている.本論文ではその問題点を指摘し,批判的実在論に基づいて組織ルーチンを捉え直す.そして,新たに得られた「重層的ダイナミクス」という視野が経営の実践にどのような示唆をもたらすのか,インフラ構築の切り口から考察する.
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