京都大学経営管理大学院
2023 年 56 巻 3 号 p. 18-31
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
本研究は,日本のLGBTQ運動の拡大の象徴である東京レインボープライドを取り上げる.当初はLGBTQの人権を主張する場としての機能・目的を果たしていた組織が,その存続・拡大を目的とするようになり,企業からの資金的支援を取り込むことで,結果的に当事者の正当な抗議活動を排除するに至ったプロセスを記述する.こうしたミッション・ドリフトの 抑止には,組織から周縁化された主体こそが重要な役割を果たしうる.
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら