島根県立中央病院医学雑誌
Online ISSN : 2435-0710
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症例報告
浮遊型母指多指症2例の病理像と治療
中村 彩芳井上 真一貝田 亘松本 紘子大沼 秀行長﨑 真琴
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2025 年 49 巻 p. 67-72

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抄録
浮遊型母指多指症の2例を報告する. 1例は茎が細く長いタイプ, もう1例は茎が短く太いタイプであった. 除去した余剰指の病理学的検査を施行したところ, 神経細胞やエクリン汗管の異常増殖や膜性骨化などの特徴的な所見を認めた. 治療については, 外来での結紮もしくは全身麻酔下での切除を行い, 余剰指の分岐位置より機能的予後を予測し, 両親の希望とあわせて方法を決定した. 術後は大きな合併症なくおおむね良好に経過している.
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