主催: 一般社団法人プロジェクトマネジメント学会
企業におけるコンプライアンスの徹底はますます重要視されてきているが,その徹底のために複数のマネジメントシステムや社内規則等のルールを運用することにより,重複作業の発生や運用の負荷増大,仕組みの複雑化等の問題が発生してきている.このような問題を根本的に解決するために,当社では業務を遂行することで品質(QMS),情報セキュリティ(ISMS)の確保及び法令遵守が自然に実践できる仕組みを構築し,システム生産に関わる業務プロセスの適正化を図っている.本稿では,統合マネジメントシステム構築のメリットや構築のシナリオ及び構築にあたっての課題とその対応策を紹介する.