SPring-8/SACLA利用研究成果集
Online ISSN : 2187-6886
Section A
平衡普通コンドライト隕石中のかんらん石負晶の3次元形状 〜平衡形との比較と熱変成作用への示唆
𡈽山 明中村 隆太三宅 亮松野 淳也瀧川 晶伊神 洋平上杉 健太朗竹内 晃久中野 司下林 典正
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2023 年 11 巻 3 号 p. 177-182

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抄録
 平衡普通コンドライト隕石において、ヒールドクラックに沿って分布するかんらん石負晶の3次元形状と結晶方位より、かんらん石の平衡形を {100}、{010}、{021}、{001} からなる形であると推定した。これは第一原理計算
(0 K、真空中)によるものとやや異なり、平衡形生成条件の違いが原因と考えられる。さらに、負晶の軸長比のばらつきにより、ヒールドクラックのアニールの程度を求め、クラック生成の新旧が議論できる可能性を指摘した。
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