SPring-8/SACLA利用研究成果集
Online ISSN : 2187-6886
Section B
X線反射率測定法を用いたシリコン酸化膜の評価
徳武 寛紀今井 亮佑山下 祥弘小椋 厚志
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ジャーナル オープンアクセス

2015 年 3 巻 2 号 p. 571-574

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抄録
本課題では、プラズマ酸化膜のプロセス条件の最適化のため、BL46XUのビームラインでX線反射率測定法を実施し、膜密度や界面ラフネスといった物理的特性の評価を行った。測定結果より、RF電圧や成膜時のO2流量を大きくすることで、膜密度は低くなり、界面は粗くなるということが明らかとなった。今回の測定により、プラズマ酸化条件の最適化に一歩前進したと考えられる。
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