SPring-8/SACLA利用研究成果集
Online ISSN : 2187-6886
Section B
PEEMによる積層セラミックコンデンサにおけるチタン酸バリウムの劣化メカニズム調査
村木 智則西村 仁志尾山 貴司
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ジャーナル オープンアクセス

2019 年 7 巻 1 号 p. 87-90

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抄録
積層セラミックコンデンサのチタン酸バリウム誘電体層中には酸素空孔が存在し、この酸素空孔の偏析が絶縁性の使用時経年劣化を引き起こすと考えられている。そこで絶縁抵抗が劣化した積層セラミックコンデンサを用いてPEEM観察を行い酸素空孔分布の評価を試みた。誘電体層中のPEEM像から抽出したXASスペクトルより、Tiの化学状態が正極と負極の間で段階的にわずかに変化していることが示唆された。今後、この変化が酸素空孔由来か否かを検討していく。
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