岩手大学
2021 年 9 巻 7 号 p. 530-534
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6種類の凍結防止剤溶液を用いてコンクリートを凍結融解させ、凍結防止剤の種類により表面剥離の程度が相違することが明らかとなった。この違いのコンクリート中に伝播したひび割れを、CT 技術を用いて可視化し、スケーリング劣化現象の原因について検討しようとした。その結果、ナトリウム塩およびカルシウム塩では、ひび割れは表面に沿って伝播することが分かった。一方、カリウム塩は内部へのひび割れが確認できた。
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