日本包装学会誌
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カポスのMA包装
Ⅰ.プラスチックフィルム包装↑
川合 良岳平 和雄
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1993 年 2 巻 3 号 p. 156-166

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抄録
生産地から消費者への流通に適したカボスの鮮度保持包装としてプラスチックフィルムによるMA 包装を検討した。  市販の種々のガス透過性を有するフィルムでカポスを密封包装し、25℃、50%RHで保持した結果、 カポスのMA包装に適したフィルム特性として、高い二酸化炭素透過性と適度な酸素透過性を有する こと、即ち二酸化炭素と酸素の透過度比の大きいことが必要であった。このような特性を有し、且つ 強度面での実用性を満足するフィルムとして、超低密度直鎖状ポリエチレン(VLDPE)を主成分とす るブレンド物が適していた。このフィルムにより新鮮果実と低温貯蔵果実のカポスを脱気包装し常温 で保存した結果、新鮮果実では産地使用の延伸ポリプロピレン有孔フィルムの約2倍の6週間、貯蔵果 実でも4週間、品質を保持することが出来た。また、貯蔵中の袋内のガス組成を分析した結果、カポス の常温での適正なガス組成領域は、酸素5~10%、二酸化炭素3~6%であった。
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© 1993 日本包装学会
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