抄録
サンドイッチやハンバーガーに用いられるスライスした生トマトの代替を目的として冷凍スライストマトを検討した。
緩慢凍結(-25℃の雰囲気下で22時間)のスライスしたトマトよりも、急速凍結(-50℃の雰囲気下で3時間)したものの方がドリップの発生は少なかった。また、可食性フィルムや非可食性フィルムを用いたスライス面からのドリップの防止では、セロハン/PET、またはセロハン/BAOPPが良い結果を示した。これらのフィルムの取扱いにあたり、作業性を考慮して、冷凍スライストマト用にセロハン/PET/セロハン、またはセロハン/BAOPP/セロハンを選定した。このフィルムを用いて、貯蔵試験(-18℃、6か月間)を行い、スライストマトとして受容性のある品質が保たれることを確認した。