日本包装学会誌
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パレタイズ貨物の荷崩れ振動回数について
斎藤 勝彦久保 雅義
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1998 年 7 巻 1 号 p. 13-22

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抄録
振動試験装置を用いて、段ボール箱より構成されるパレタイズ貨物の荷崩れに関する基本的な実験を行 った。振動周波数、パレタイズパターン、個装重量が荷崩れ振動回数へ及ぼす影響を調べるとともに、従 来の荷崩れ防止対策の評価を試みた。その結果、同一振動加速度でも高周波数の振動ほど荷崩れには多く の振動回数を必要とすること、個装重量や積み方は荷崩れ振動回数に大きく影響しないこと、水平バンド を施した場合には明瞭な荷崩れ防止効果があるが、シートにはその効果がみられないことなどを明らかに した。また新しい荷崩れ防止対策として、中敷きシートの四辺に上下の段差を有する、U-MAT、H- MAT、P-MATを提案し、その効果が明瞭にあらわれることを確認した。さらに、荷崩れ易さを示す新し いパラメータとしてすべり率Q(Q=△S/a、△S:振動一回当たりの平均すべり量、a:振動振幅)を提 案し、現場で想定される衝撃、振動に対してすべり率を考慮することにより、輸送過程でのパレタイズ貨 物の荷割れ量をある程度予測できることを明らかにした。
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© 1998 日本包装学会
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