目的:看護実践のリフレクションを導入したことによる組織の変化を、看護管理の視点から明らかにし、組織変革の効果を検討する。方法:インタビューガイドをもとに半構成的面接を行い,データをM-GTAにより分析した。対象者:A大学2病院の看護部に看護実践のリフレクションの導入、支援に参加した看護部長、副部長5名。結果:逐語録を分析した結果17概念、4カテゴリー、1コアカテゴリーが生成された。看護部長らは、〈言語化されず、共有しにくい看護実践〉を改善するため、≪看護実践を言語化できる人材育成≫を目指して、【師長・スタッフに考えさせる戦略的な関わり】【リフレクションの導入と定着への支援】を実施し、その結果【看護を語る組織文化づくり】が育まれ、【看護管理が活性化】した。看護部長らが、看護実践のリフレクションを組織に導入した経過は、レビンの組織変革の3段階に沿っていた。