社会情報学
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ソーシャルメディア活用による個人・組織のブランディング戦略(若手カンファレンス報告)
河野 義広
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2013 年 2 巻 1 号 p. 9-15

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抄録
Twitter, Facebook, LinkedInに代表されるソーシャルメディアは,現代社会において極めて重要なコミュニケーションツールとなった。ソーシャルメディアを活用できれば,世界の出来事を即座に知る,自分のことを世界に向けて発信する,興味を持った誰かとつながるなどの様々なメリットが得られる。このようなソーシャルメディアの時代は,個人が活躍する時代といわれ,パーソナルブランディングが自分の強みを活かす上で非常に重要となる。一方,企業,政府や自治体,学会などの組織は個人の集合体であるため,所属する個人のブランドの総和により組織のブランドが決定される。本稿では,ソーシャルメディア活用とパーソナルブランディングに関する筆者の取り組みを紹介し,個人・組織のブランディング戦略について考察する。具体的には,各ソーシャルメディアの特徴と使い分け,コミュニケーションデザインについて紹介する。本稿が個人・組織のブランディングにおけるソーシャルメディア活用に寄与できれば幸いである。
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© 2013 一般社団法人 社会情報学会
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