宇宙太陽発電
Online ISSN : 2432-1060
ISSN-L : 2432-1060
シンポジウム論文
人工衛星の再使用化について
藤田 辰人
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キーワード: Reusable, Satellite
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2020 年 5 巻 p. 68-70

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抄録

 本論文では,再使用型宇宙往還機(RLV)を活用した人工衛星の再使用化を提案したい.人工衛星を再使用化することで,従来の人工衛星とは違い,使用後にデブリにはならずにリサイクル可能となり,軌道上で故障した場合も地球に帰還して修理することができる.また輸送系のRLV同様に低コスト化も期待できる等のメリットがある.現時点,技術的な検討を行っていないが,輸送系としてのRLVよりはハードルが低いと考えており,宇宙太陽光発電での使用を想定したRLVよりも前の時点で実用化が可能と考えている.本論文では私の考えている人工衛星の再使用化について示す.

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© 2020 宇宙太陽発電学会
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