2021 年 10 巻 2 号 p. 123-130
インターネットやAIの恩恵に預かれるデジタル社会の生活にあって、デジタルとは何かを改めて見つめなおす。人は絵画をデジタル化して、文字とした。それを紙に書き残すようになった。動力で新聞を印刷するようになった。科学技術で半導体に印刷するようにった。ついには、音声や画像や動画まで、目に見えない文字としてインターネットで共有するに至った。そうなっても、文字には想いが託されていて、人の心の記憶となる。だからこそ、これからもずっと、文字は、人を笑顔にする最高の贈り物であってほしいと思う。